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給排水設備配管

給排水設備工事

①給水管 ( 水を配るための配管です。)
HIVP配管 
最初の写真はマンションにおける受水槽への給水配管です。
濃紺に見える下側の部分がいわゆるHIパイプ(耐衝撃硬質塩ビ管)と呼ばれる塩化ビニールパイプです。
この材料が給水配管の主流となってもうかなりの年月が経つように思われますが、私個人の主観としては未だにこれ以上コスト、施工性、耐久性を併せ持った配管材料は無いかと思います。
パイプ継手共に柔軟性があり埋設配管などに適している反面、接着抜けや保温処理、表面保護等に対する施工的な注意が必要です。
ライニング鋼管配管
の写真は古い給水管が地中で漏水した為に建物の外壁に新しく別ルートで更新した給水配管です。
あずき色の鉄製パイプに旋盤などでオスネジ加工をして水色の継手のメネジ部分にクルクルと回して締め込むことによってパイプを繋いでゆきます。
鉄だから錆びてしまうと思われるかもしれませんがライニング鋼管パイプや継手の内側にビニールの層が施されている為内側の水道水でパイプ自体が錆びて赤水等が発生することを防いでいます。
頑丈でしっかりした材料である半面、外面の錆びや腐食に対する処理。パイプの重さ、ネジ切り旋盤パイプレンチなど特殊工具を要する事からの施工スピード性、熟練の技術を要するなどの注意点があります。

②給湯管 
( お湯を配るための配管です。)
ステンレス鋼管配管
の写真は改修工事現場における給湯の循環配管です。
ステンレスのパイプに特殊工具で締め付けて繋いでゆく工法です。
給湯配管の中でかつても最もポピュラーな工法は銅管配管でしたがこの現場では建物の各所で経年劣化や電蝕などの原因で銅管が漏水した為にステンレス配管へ更新しました。
その他にも給湯用塩ビパイプHTVPなどいろいろありますが、どの材料も熱伝導効率が良く、使用水温に許容範囲の幅があります。

③排水管 
( 使用済の汚水等を排出する為の配管です。)
塩化ビニール配管 (VP)
次の写真はいわゆる塩ビ管と呼ばれる排水パイプと樹脂や塩ビ製のマスを使用した土中埋設排水配管工事の様子です。
通常どんな建物にもこの様な排水管が足元に埋設されているものですが土に埋めるほとんどの場合このVP管が使用されます。
コスト的にも安価で配管の状況ごとに様々なサイズや関連継手があり、施工性加工性において最も優れているでしょう。
また、足元の上いわゆるGLより上部については耐火基準を満たした材料を使用しなければならない事が多く、鉄製パイプにライニングを施したDVLP管や、塩ビパイプの外側に不燃材のカラがついた耐火二層塩ビ管等があります。



        



受水槽回りの配管
VLP配管 オレンジ色は錆止め剤です
外壁露出ブラケット配管
埋設塩ビ排水管と塩ビマス

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